しっかりとした装着感が特徴的!radiusのイヤーピース「ディープマウント」レビュー

今回はラディウスが販売しているディープマウントイヤーピースのレビューになります。

 

経緯

 finalのE3000を使っている私ですが、どうしても付属のfinal Eタイプイヤーピースは自分の耳にあいません。そこで、自分に合うイヤーピース探しをしている中このディープマウントイヤーピースを購入してみました。

 

イヤーピースを変えることによる変化

 イヤーピースはご存知の通り、イヤホンの先についている耳にあたるやわらかい部分のことです。基本的にイヤホンは、イヤーピースも含めて音のチューニングがされているので、付属されているものがそのイヤホンに1番合っているものです。

 しかしながら、そのイヤーピースが自分の耳に合わないと快適に使うことができません。

 そこで、別売されている他のイヤーピースを使うことで装着感を高めることができます。さらに、その副産物として付属のイヤーピースと違った音を楽しむことができます。

 イヤーピース一つで装着感はもちろん音質も変わるほど、イヤーピースは重要な部品です。

 

ディープマウントイヤーピース

 ラディウスが販売しているディープマウントイヤーピースというのは、他の商品と違う部分があります。それが、形状です。普通のイヤーピースは下から先に向かって尖っていくような形ですが、このディープマウントイヤーピースは先の部分が広がっているという独特の形状をしたイヤーピースです。この形状により、他のイヤーピースにはない独特の装着感になります。

 

f:id:HiBiKi10:20210307165627j:plain

全サイズ(左からXS、S、M、L)

 

装着できる機種について

 基本的にはコンプライでいうところの200シリーズに対応したイヤホンに装着できます。ソニーのイヤホン(私が試したのはWI-1000XM2)はもちろん、finalのE3000にも問題なく装着できました。

 

実際の装着感

 実際装着した感じとしては、形状からか一般的なイヤーピースより手前で固定される感じがありました。しっかりとした装着感ですが、長時間つけいていても痛みやかゆみを感じることはありません。

 ただし、大きさは自分の耳にあったものを必ず選ぶ必要があります。そうでないとこのイヤーピースのしっかりとした装着感が得られず、性能を十分に発揮することはできません。

 

音質

 イヤホンの全音域がダイレクトに伝わってきます。特に低音域はクリアでパリッとした音を出してくれます。

 

 finalのEタイプとは似たような性格の音だと思いました。比べるとディープマウントはほんのわずかに硬く乾いた音のように感じます。

 sonyのハイブリットイヤーピースと比べると低音の解像感が高く、粒立ちもよくわかります。音の分離感もいいです。

 同じくsonyのトリプルコンフォートイヤーピースは概ねハイブリットイヤーピースと同じ感想ですが、トリプルコンフォートは低反発シリコンということもありディープマウントとは対照的な音です。ディープマウントが分離感のいい音だとすれば、トリプルコンフォートはまとまった音という感じでしょうか。

 

(比較に使用したイヤホンはE3000とWI-1000XM2です)

 

まとめ

 独特な形状が特徴的なディープマウントイヤーピースですが、自分の耳に合えば最高の装着感を手に入れることができます。音質は好みが分かれるところもありますが、クリアな音で特に低音を求める方はピッタリ合うのではないでしょうか。

 イヤホンの装着感を改善するだけではなく、いつもとは違った音質を体感してみたい方にもおすすめできるイヤーピースだと思いました。

 

 


 

格安ホームシアター構築!Part1 プロジェクター選び

自宅にホームシアターが欲しいと思ったことはありませんか?

 

家で過ごす時間が多くなった今、充実したVODサービスで映画やアニメを見る機会が増えていることでしょう。私自身もPrime Videoを利用していますが、視聴している端末はiPhoneiPadです。携帯端末で気軽に見れるのもいいことですが、いかんせん画面が小さく迫力がなくなってしまいます。パソコンで見ることもできますが私が使っているディスプレイは21インチほど。テレビも32インチとあまり大きい方ではありません。大型のテレビを買おうにも5,60インチクラスになると値段が数十万円にもなります。

 

プロジェクターという選択肢もありますが、こちらも値段が張るのとスクリーンを設置しなければならず面倒です。

逆に言えばそれらを揃えればテレビにはかなわない大画面を手に入れることができます。

 

実はプロジェクターは安いと一万円弱で手に入れることができ、スクリーンも代わりになるものを使ったり専用のものでもグレードを落としたりすれば安く手に入れることができます。

 

今回は私が格安でホームシアターを構築したものを紹介します。Part1はプロジェクター編です。

 

プロジェクター探し

プロジェクターは様々な規格のものが様々なメーカーから発売されています。今回は詳しい規格の説明は省きます。

 

格安プロジェクターを探す上で大切なのは主に「明るさ」と「解像度」の2つです。明るさは単純にプロジェクターが投影できる光の明るさ、解像度はここでは入力できる解像度ではなく実際に出力される映像の解像度のことを指します。

 

明るさはルーメンという単位で表されます。値が大きくなるほど明るくなり、値段も高くなります。明るい環境で使うとなると3000ルーメンは必要になってきますが、主に暗い環境で使うものなのでそこまで明るいものでなくても大丈夫です。

解像度はテレビやパソコン用のディスプレイと同じくFullHD(1920*1080)やHD(1280*720)と表されます。液晶タイプのプロジェクターでは1920*1080*3のように液晶の数(RGB)で表されることもあります。こちらも明るさと同じように値が多くなるほど解像度が高くきれいな映像が投影できますが値段も高くなります。映像がきれいなことに越したことはありませんので、予算に応じてなるべく良いものを選びましょう。(主観ですがHD以上の解像度があれば映像が荒いということは感じられず充分きれいです)

 

1.格安プロジェクター

私がまず最初に目をつけたのはAmazonで売られているプロジェクターです。Amazonで売られている格安のプロジェクターは基本的に中華プロジェクターといわれているものです。とにかく安いのが特徴ですが多くがそれなりの品質でスペックもピンキリです。

 

 Amazonで販売されているプロジェクターの一例

 

このプロジェクターは明るさが4600ルーメンとなっていて、ネイティブの解像度は840*480です。スペックを考えればコスパは最強ですが、やはり有名メーカーのプロジェクターと比べると品質は落ちます。そこがトレードオフできればこれ以上ない良い選択肢になるのではないでしょうか。

 

しかし、中華プロジェクターでは拡張性の面や耐久性が気になるところ。他に良い選択肢はないか探していたところ、ハードオフで中古のプロジェクターを見かけました。

意外なことに中古のプロジェクターは、国内メーカーでありながら低下の十分の一以下で買えてしまいます。

 

2.国産中古プロジェクター

www.epson.jp

ハードオフに売っていた中古のプロジェクター

 

このプロジェクターの売値は15000円でした。正直スペックは全然問題なくEPSONという国内メーカーのプロジェクターがなぜこんなに安いのかは私にはわかりません。型式が古いからなのでしょうか。

一つ問題があるとすれば、ランプの寿命です。中華プロジェクターというのは光源にLEDを使用しているため寿命を気にする必要は殆どないのですが、このようなビジネス用途にも使われるプロジェクターは多くの場合が水銀ランプを使用しているため寿命が比較的早く来ます。中古ともなると前使用者がいるわけで、さらにその分寿命が短くなります。

このプロジェクターは使用時間が50時間前後ということでまだまだ使うことができますし、交換用ランプも一万円以下で購入することができます。つまり、このような状態の良い中古のプロジェクターを購入できれば中華プロジェクターよりも品質の高いプロジェクターを安く購入できるわけです。

そう考えた私はネット上で中古のプロジェクターを探しました。そこで目に止まったのはEPSONのEB-485WTというプロジェクターです。今回私はこれを購入しました。

 

www.epson.jp

 

中古プロジェクターEB-485WTの特徴

値段が安かった(九千円程)のが一番の決め手ですが、このプロジェクターは超短焦点タイプというもので、普通プロジェクターはスクリーンからある程度離して投影しないと画面サイズが小さくなってしまうのですが、超短焦点タイプはスクリーンとの距離が近くても大画面が投影できます。EPSONの家庭用プロジェクターにも超短焦点のモデルが有り、場所を取られないなどホームプロジェクターに合ったタイプです。しかし、投影される映像が歪みやすかったりスクリーンの状態が良くないとシワが目立ったりなどといった欠点もあります。

 

このプロジェクターはビジネス・学校用に分類されるのですが、驚いたのが拡張性の高さ。VGAが二つにRCA端子やHDMIまで対応しています。PCはもちろんのこと幅広い世代のゲーム機やレコーダーも接続することができます。

使用時間は300時間といったほどでランプ寿命を考えると少なくともあと2000時間ほどは使用することができます。値段を考えると十分ではないでしょうか。

 

明るさは3100ルーメンとそこそこ明るく、解像度も1280*800とHD画質にも対応しています。

 

f:id:HiBiKi10:20210307163157j:plain

80インチで投影時

 

割とドットが目立つような気もしなくはないですが、これよりも解像度が低くいプロジェクターで投影したときのことを考えるとこの程度でも十分許容できます。

 

気になるところ

ほとんどのプロジェクターに言えることなのですが、冷却のファンの音が結構します。私が使っているデスクトップPCのファン音よりも全然うるさいです。これが結構気になります。甲高い音ではないので耳障りになることはなく、スピーカーの音量をあげることである程度気にならなくはなりますが、家の静かな環境で使うときは注意が必要です。(ちなみに私が使っているSONYノイズキャンセリングヘッドフォンを使って音を聞いてみたところ、ファンの音は全くと言っていいほど気にならなくなりました。ノイズキャンセリングと合わせて使うのもアリかもしれません)

 

まとめ

プロジェクターというのは敷居が高いと思っている人(私もその中のひとりでした)が多いと思いますが、意外と選択の幅があり、思っているよりも大幅に格安に手に入れることができます。安く手に入れることができれば敷居も下がり手軽にホームシアターも構築できるようになります。興味がある方はぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

次回はスクリーン選び編です。

Amazonアウトレットを利用してみた(SONY WH-1000XM3)

Amazonは基本的に新品の取り扱いがほとんどですが、Amazonアウトレットなるものが登場し人気を集めています。特徴的なのは、新品とほとんど状態が変わらないにも関わらず値段が新品よりも大幅に安くなっているということでしょう。今回は私がAmazonアウトレットでヘッドフォンを買ってみた体験記を紹介します。

 

Amazonアウトレットとは

Amazonアウトレットとは、ECサイトを運営するAmazonが返品された商品や化粧箱が損傷した商品、消費期限間近の商品を格安で販売しているサービスです。Amazonマーケットプレイスで中古品を取り扱う店はありますが、中古と違う点は返品された商品や消費期限間近の商品等の「ほぼ新品の状態」ということでしょう。それでいて、モノによっては半額近く割引された金額で購入することができます。普段からAmazonを使っている人からしてみれば使わない手はないほどのサービスではないでしょうか。

 

実際に購入してみた

今回私が購入したのはSONYのWH-1000XM3というヘッドフォンです。当機種は中古市場でも非常に人気があり、新型が発売された今でも2万円近くで取引されています。Amazonアウトレットで出品されていたものは24,744円で中古相場よりも高い価格設定になっていましたが、新品同様の本体が定価よりも格安で手に入るということで購入してみました。

 

発送はAmazonでいつもの箱に入って送られてきました。届いた箱にはAmazonアウトレットのビニールに検品証明シールがついていました。

中を開けてみた感じは新品同様。説明書は一度開封された跡がありますが、ケースや付属品のケーブルは未使用のようでした。

 

肝心の本体ですが、イヤーパットは若干使用感があったものの、外観を見る限りは傷は見られませんでした。商品説明には「商品の表面に小さな傷があります」と書かれていましたが、目立つような傷や汚れは一切なくきれいな状態でした。もちろんちゃんと動きます。

 

保証について

Amazonでは未開封の商品についてはメーカーの製品保証が付くとされていますが、一部によると開封済みでもメーカーの保証を受けることができるという記述も見られました。そもそも、今回のようなAmazonアウトレットの商品は中古として販売されているので領収書にもしっかり中古と書かれます。ですので、おそらく未開封品を除いてほとんどの場合でメーカーの製品保証は適用されないでしょう。私個人的にはあまり保証は期待してはならないと思いました。しかし、通常のAmazonの返品規約は適用されるので、もし不良があれば一か月以内であれば返品返金を受けることが可能です。

 

まとめ

今回はAmazonアウトレットでヘッドフォンを購入してみました。実際届いた商品は確かに新品に近いものではあるものの、あくまで完全な新品ではないという点と保証が付かないという点を考えれば普通に状態の良い中古を探したほうがいいのではないかと個人的には思います。今回はヘッドフォンを購入しましたが、Amazonアウトレットでは沢山の種類の商品が出品されているので、食品など商品によって良し悪しを見極めて購入するのが一番お得なのでしょうか。(今回買ったヘッドフォンの新型はまだ出たばかりですが、定価よりも1万円ほど安く出品されていたのでねらい目かもしれません)欲しいものを新品よりも格安で購入できることには変わりないので、また機会があればAmazonアウトレットを利用してみようと思います。

 

 

 


 

楽天アフィリエイトのリンクを使用しています。

 

 

どれくらい使える?イオシスで1万円のWindowsタブレットFujitsu ARROWS Tab Q704/Hレビュー

 

 

以前からこの手のWindowsタブレットには興味があり定期的に中古市場を覗いていたのですが、イオシスからQ506/MEに続く1万円のアローズタブが出たとのことで思わず衝動買してしまいました。過去にQ506/MEを使っていた時期もあったのですが、高画質な液晶や頑丈な筐体など魅力的な部分はあったものの、如何せんCPUにAtomを搭載していて動作はお世辞にも良いとは言えませんでした。

今回のQ704/Hはどこまで使えるのか?Q506/MEとの比較も交えつつレビューしていきます。

 

この機種の概要

富士通から企業・文教向けとして発売されたWindowsタブレット。12.5型のWacomデジタイザ搭載大型ディスプレイを搭載し、解像度は1920x1080と高画質です。CPUには第4世代のCorei3の低電力版、ストレージにはサムスンSSDを採用しパフォーマンスとバッテリー持ちを両立しています。

 

f:id:HiBiKi10:20201103223740p:plain

スペック表

 

この機種の特徴

この機種の特徴としては据え置き型のクレードルやキーボードに各種端子がついたドッキングステーションなど、周辺機器が豊富な点でしょう。今回イオシスで販売されたものにはなんとクレードルが付属しているので、この機種の性能をフルで発揮することができます。

また、このタブレットは防水対応です。使おうを思えばお風呂でも使うことができます。正直このクラスのタブレットを水場で使うのは気が引ける感じですが。

 

本体の外観

f:id:HiBiKi10:20201123215116p:plain

Q704/H本体

本体は一般的なWindowsタブレットといった見た目で、画面の下にはいつものWindowsボタンが配置されています。

裏面には富士通のマークがデザインされています。色合いや質感はQ506/MEと似ている感じです。

側面には防水対応のキャップが付いた端子類が備わっています。本体正面からみて右側にはUSB端子やMicroSDカードスロット、デジタイザペンの収納口があり、左側には電源端子や排気口、電源ボタンなどの各種ボタンが配置されています。

特徴でも書いたとおり今回販売されたモデルにはクレードルが付属しています。1万円でクレードルまで付属するとは驚きです。

クレードル正面にはイジェクトボタンがあり、端子類は背面にまとまっています。

右から電源端子、排気口、有線LAN端子、HDMIVGA(D-sub15ピン)、USB3.0*4となっています。

 

ソフトウェアなど

OSはWindows 8.1 Proの64bitを搭載。富士通のユーティリティソフトは一通り入っていて、ストレージのSSDにはリカバリ領域も用意されています。

Windows10にアップグレードすることも可能ですが、その場合は一部使えなくなるソフトがあるので注意が必要です。

 

 

個人的に気に入った点

 

頑丈な筐体

企業や学校で使われることを想定されているので耐久性は高いです。Q506/MEの筐体までとはいかないものの、しっかりとした作りで多少乱暴に扱っても大丈夫な感じです。

 

大型のディスプレイ

手に持った第一印象は大きいでした。しかし、WindowsのOSをフルに使うには10インチのサイズではなくこのくらいの大きいサイズのほうが使いやすいです。また、高解像度でかつIPS液晶ということもあって発色も豊かでとても綺麗です。ただ光の当たり方によってはデジタイザのセンサーが気になることがありますが。

 

SSD搭載

比較的低価格帯のWindowsタブレットにはeMMCが搭載されていることがほとんで、容量も少なく速度もHDD程度なのですが、この機種には128GBのSSDが搭載されているので軽い作業で使うには十分な容量が確保されており速度も高速です。この点については同時期に発売されたSurface Pro 2などと方を並べる部分ではないでしょうか。

 

クレードルで本領発揮

基本的にはタブレットなので単体で使うものなのですが、冷却性能やバッテリーの問題からCPUの性能は抑えられてしまいます。そこで、クレードルに接続することでクレードルから電源供給しつつ搭載されたファンによって冷却性能を補うことによってCPUをフルパワーで使うことができます。

クレードルには映像の外部出力端子もついているので、外部のディスプレイを繋いで置くことで簡易的にデスクトップPCとして使うこともできます。普段はタブレットとして運用して、クレードルにつないでデスクトップPC風に使うといった2in1の使い方もできるのではないでしょうか。単なる充電台として使うことも便利ではありますが。

 

 

個人的に気になった点

 

熱問題

一応タブレット本体にも冷却用のファンが搭載されているのですが、冷却が追いつかないのかChromeでネットブラウジングをするだけで背面が熱々になります。クレードル接続時はクレードル搭載のファンで冷却することができるのでそこまで熱は気にならないのですが、とてつもなくファンの音がうるさいです。

いくら低電力版のi3でもタブレットとなると熱問題はネックになってくるのでしょうか。

 

タブレット本体の拡張性が低い

タブレットについている入出力端子はUSB3.0が1つ、microUSBが一つでmicroSDカードスロットが一つという構成になっているのですが、USBのAタイプが1つというのは少ないです。せめてQ506/MEのように2つ搭載してくれればよかったと思います。

 

 

実際使ってみた感想

外出時用のマシンとしてこの機種を購入してみたのですが、実際は外出時に持ち出しせず(そもそも外出機会が少ない)、主に室内での使用になります。

まずはVODサービスを利用して動画視聴に使ってみました。AmazonプライムビデオやNetfilxはもたつきなく再生することができました。やはり高解像度の大型ディスプレイは動画視聴に最適です。

次にオンラインofficeを使ってみたのですがこちらも問題なし。ブログなどの文字打ち作業も快適にできました。

興味本位でSteamのリモートプレイを利用してメインPCからゲームをストリーミングしてみたのですが、このレベルのタブレットであればリモートなら快適に動きます(Q506/MEでは少々の遅延やもたつきが発生していました)。無線での回線速度も問題ありませんでしたので遅延も感じませんでした。Windowsなのでマウスやキーボードに加えゲームパッドも使うことができるので、例えば、家の中でメインのPCがある部屋とは違う部屋でゲームをしたいというときでも場所を選ばずにできると思います。

現在は音楽管理用のタブレットにしています。SDカードを挿してそこに音楽を入れるという形での運用です。iTunesやMusic Center for PCなどの音楽管理ソフトは多少のもたつきはあるものの特に問題なく使用することができています。

 

参考までに

クレードル接続時のCINEBENCH R20のスコアは270でした。同クラスで比べる対象が手元にないので詳しくはわかりませんが、とある方がQ506/MEAtom x5-z8500で測定されていた値が237でした。体感差は数値以上ですが、ベンチマークの結果を見る限りではそこまで大きな性能差はないということになります。

 

 

まとめ

1万円で手に入るWindowsタブレットとしては、動作やクレードルなどの多機能さで最高レベルであると思いました。同じ1万円でもQ506/MEと比べると圧倒的なコストパフォーマンスを発揮しています。

現在イオシスではアローズタブシリーズはほとんど売り切れてしまっているようですが、もし今後大売り出しをするようなことがあれば検討してみてもいいかもしれません。

 

アラウンド5000円の代表格! Final E3000レビュー

S’NEXTが販売しているオーディオブランド「final」からE3000をレビュー

普段音楽を聴くことが多い私ですが、初めて買った「良い」イヤホンはこれが初めてでした。(WI-1000XM2よりも前)アラウンド1万円ではShureのSE215が有名ですが、アラウンド5000円は数が多く、どれも個性的なイヤホンばかりです。

その中で私はfinalのE3000を購入しました。

 

なぜ「final」なのか。なぜ「E3000」なのか。 

アラウンド5000円のイヤホンは数々の有名メーカーや中華メーカーなどから数え切れないほどの数が販売されています。

 

5000円のイヤホンというのはある意味賭けに近いもので、値段以上の良いものもあれば、1000円代のイヤホンとも区別がつかないようなものもあります。

 

その中でE3000は、値段相応もしくは値段以上の価値があると思います。

オーディオ初心者の私は、他の方のレビューや試聴を繰り返していくうちにE3000に出会いました。

 

finalというブランドでは、20万を超えるようなイヤホンやヘッドフォンを販売されています。ハイエンドを手がけるfinalが販売する程価格帯のイヤホンというのに魅力を感じ、オーディオの世界へ一歩を踏み入れました。

 

本体の詳細・付属品など

 

本体の外観

f:id:HiBiKi10:20200713213304j:plain

イヤホン筐体(公式サイトより)

ステンレスの筐体が輝きとても美しいです。ケーブルはしなやかで取り回しはいいですが、EarPodsのケーブル並みに細いので取り扱いには注意が必要かもしれません。

f:id:HiBiKi10:20200713213258j:plain

ケーブル(公式サイトより)

ジャック部分は一般的な3.5mmのL字プラグです。スマートフォンや変換アダプタに繋ぐ機会が多いのでストレートタイプのジャックが良かったのですが。

 

付属品

付属品は下記の通りです。

  • イヤホンケース
  • イヤーフック
  • イヤーピース(final eタイプ)

 

イヤーフック

f:id:HiBiKi10:20200713220327j:plain

イヤーフック(公式サイトより)

このイヤホンは地味にタッチノイズ(ケーブルが衣服や体に擦れることによって耳に伝わるノイズ)が気になります 。そこで、ケーブルを耳にかけて使うことができるイヤーフックが付属しています。

これを使うことで長時間の使用でも安定して使うことができ、かつタッチノイズも軽減してくれます。

 

イヤーピース

イヤーピースは人気のfinal Eタイプが付属しています。音質は良いのですが私の耳には合いませんでした。

 

 

音質

音質は全体的にフラットで聴きやすい音。特徴的なのは低音のクオリティです。低価格帯のイヤホンにありがちな軽い低音ではなく、重くしっかりとした低音が出ます。

 

このイヤホンに合いそうな曲はやはりジャズやEDMでしょうか。私がよく聴くアイマス曲はこのタイプには合いませんが、フラットな傾向の音質ということもありどの曲でもオールマイティーに聴けるイヤホンだと感じました。

  

E2000と比べて

 

E2000は同じくFinalから出ているイヤホンです。価格帯も似ているので、E3000とどちらにしようか悩みどころになります。

近くの家電量販店にE2000の試聴機がありましたので聴き比べてみました。

(厳密な比較ではないので参考程度にしてください)

 

 E3000E2000もフラットではありますが、E3000は落ち着いた音で重さのある低音が特徴的。比べてE2000はフラットでありながらもメリハリのある元気な音。E2000の方が現代の音楽にあったチューニングではないでしょうか。

 

まとめ

finalのE3000は5000円でありながら音質がよく品質も高いイヤホンです。

オーディオ入門にちょうどいい、ちょっと奮発して買う「良い」イヤホンにピッタリです。また、普段1万円を超えるような高級なイヤホンを使っている人も一つ持っておいて損ではないでしょう。購入するときはE2000とも比べながら考えてもらうとよいかもしれません。

 

 

 


 

楽天アフィリエイトのリンクを使用しています。